年次大会

第5回年次大会(2023)

2023.06.26

日本ソーシャル・イノベーション学会第5回年次大会(2023)

日本ソーシャルイノベーション学会の年次大会を9月24日に京都の同志社大学で開催します。

本大会のテーマは、『Social Innovation Revisited ― ソーシャル・イノベーショ ンの地図を描く』です。

従来のソーシャル・イノベーションに関連する研究発表に加え、昨今の感染症以降様々な分野で新たな枠組みや社会システムが求められる中で、その実態把握や課題解決に向けた萌芽的な取り組みや先行事例に関する報告・発表なども歓迎いたします。

◆日程:2023年9月24日(日)

同志社大学今出川キャンパス(良心館)

時間セッション・内容備考
08:00‐08:30受付同志社大学良心館3Fにて受付
08:30-08:50全体会(20 分)・開会の挨拶
・チェックイン
09:00-10:50A 研究・実践報告(110 分)ルームA【地域の課題解決に向けた協働】
ルームB【ソーシャル・イノベーションのための人と組織】
ルームC【地域資源の可能性を現実化する】
ルームD【アートの持つ力と視点】
11:00-12:00B ポスターセッション(60 分)お茶・お菓子(※)の時間を含む
A, Bの発表者との意見交換・歓談を含む
12:00-13:30昼食+IGAI ネットワーク(90 分)お弁当持参
休憩+ネットワーキング
13:30-15:00全体セッション(90 分)
・基調講演
・パネルディスカッション
<基調講演>
丸谷聡子明石市長(基調講演者のみオンライン)
「ソーシャル・イノベーションが拓く市民目線のまちづくり」
15:00-16:40テーマ別分科会(100 分)⒈ 生成AIとソーシャル・イノベーション
⒉ 教育とソーシャル・イノベーション
⒊ 環境とソーシャル・イノベーション
16:40-17:05全体会(15 分)・分科会ラップアップ
・論文賞授与・講評
・クロージング
・チェックアウト
※スケジュールは、今後、細部で変更の可能性があります。
※出席者からの差し入れを募りたいと思います。希望者はお一人1,000円を上限として、 お好きなものをご持参ください。

プログラム詳細・教室配置図

◆プログラム内容

⒈ 基調講演

日本ソーシャル・イノベーション学会第 5 回年次大会のテーマは『Social Innovation Revisited ― ソーシャル・イノベーションの地図を描く』です。本大会では、新型感染症以降様々な分野で新たな枠組みや社会システムが求められる中で、ソーシャル・イノベーションという理念や学問の全体像を捉えなおすことを目指しています。市民発のソーシャル・イノベーション、あるいは地域における民主主義は大きなテーマです。本セッションでは明石市の市長に就任された丸谷聡子さん(同志社大学ソーシャル・イノベーションコース博士課程修了)をお招きします。また、基調講演の後にパネルディスカッションを行います。

⒉ 研究・実践報告

【A 研究・実践発表】

【B ポスターセッション】

⒊ テーマ別分科会

<分科会①>生成AIとソーシャル・イノベーション

気候変動や自然災害、コロナ禍など環境や社会の持続可能性を脅かす事象が発生する中、課題解決に向けた新たな社会システムや仕組み作り、また、AI(人工知能)をはじめとするITの新しい形での社会実装などのソーシャル・イノベーションが注目されています。特に、ChatGPTをはじめとする生成AIについては、期待が大きい反面、差別を助長するなどネガティブな事象も発生しており、その活用については慎重さが求められます。そこで本セッションでは、生成AIとの付き合い方について、アカデミア、NGO、企業それぞれの観点から議論を進めます。

*登壇者発表資料を公開しました!(2023.09.27)

<分科会②>教育とソーシャル・イノベーション

「ソーシャル・イノベーションと教育はどう結びつくか?」

SIと教育の関係を考える際、三つの視点/論点が示せよう。まず、SIについての教育という視点である。ここではソーシャル・イノベーション研究の蓄積をどのように活かして、教育課程を設計していくのか等を考えることになる。次に、SIのための教育という視点である。ここではソーシャル・イノベーターが育つ教育実践がどのようなものであるのか等を考えていくことになる。最後に、SIとしての教育という視点である。ここでは教育実践そのものがソーシャル・イノベーションを先導する、そうした動きの実際/可能性はいかなるものか等を捉えていくこととなる。当然ながら、この三つの視点/論点は重なり合うものである。しかし、敢えて三つに分けて検討を進めることで、一つひとつの解像度をあげた議論に進むことを今回は期待したい。そこで本分科会では、三つの視点について、それぞれゲストスピーカーをお招きし、まず話題提供をいただく。その上で、SI研究のこれまで/これからと教育との結びつきを強めていく方向/方法を全体で見出していくこととする。

<分科会③>環境とソーシャル・イノベーション

「ネイチャー・ポジティブ&地域循環共生圏で実現するローカルSDGs」

令和5年の「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」が6月に公表されました。テーマは「ネットゼロ、循環経済、ネイチャー・ポジティブ経済の統合的な実現に向けて~環境・経済・社会の統合的向上~」です。昨年度は生物多様性を核に「ネイチャー・ポジティブを活かした地域デザイン」と題し分科会を開催しました。今年は、地域の自然資本をベースに、カーボンニュートラル(炭素中立)、サーキュラーエコノミー(循環経済)、ネイチャーポジティブ(自然再興)の統合的な取り組みがどのように自治体や地域で実践されているか。ローカルSDGsの取り組みを通じた地域イノベーションの可能性について議論します。

◆研究発表申し込み(※お申し込みは終了しました)

【A 研究・実践報告(論文付き発表)】と【B 研究・実践ポスター発表(論文不要)】を募集しています。詳しくは、募集要項をご覧ください。

A報告(論文付き)は7月3日(月)まで、Bポスター発表は7月31日(月)までに申込書をご提出ください。

※ 昨年度とは発表の様式が変更となっておりますのでご注意ください。

研究・実践報告の応募方法(※応募は終了しました)

発表の申し込みおよび提出書類の提出(入稿)は E-mail で受け付けます。

提出書類に関しては、下記の応募フォーム(申込書)およびテンプレートをダウンロードし、必要事項を記入の上、大会実行委員会事務局「jssitaikai@gmail.com」までご送付ください。

なお、各提出書類のファイル名には必ず「発表者名(代表)」を追記してください。

<応募フォームおよびテンプレート>

【A:研究・実践報告】 申込書、報告要旨、報告論文
【B:研究・実践ポスター発表】 申込書、PowerPoint または PDF などのデータ

◎申込書・報告論文のテンプレートはこちらからダウンロードできます。

◆参加申し込み

第5回年次大会

日時:2023年9月24日(日)8:30〜17:05
主催:日本ソーシャル・イノベーション学会
会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館 3F
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入
受付 8:00‐8:30 受付場所:良心館3階303前

前夜祭

日時:2023年9月23日(土)18:00〜20:00
定員:50名(※締切日は9月16日ですのでご注意ください)
会場:Impact Hub Kyoto 2F
〒602-8061 京都市上京区油小路中立売西入ル甲斐守町97番地西陣産業創造會舘(旧西陣電話局)
受付・開場:17:00~
※軽食とソフトドリンク提供予定、アルコールは持参推奨
プログラム:「心のある道をただ歩き続けよう」
・中野民夫 学会員(東京工業大学名誉教授、ファシリテーター、屋久島本然庵主宰)
・プロフィール|中野民夫の世界
        ミュージックビデオのYouTubeチャンネル

申込方法

下の「お申し込みはこちらから」のボタンをクリックしてお申し込みください。

9月24日の大会参加者

・学会員:無料
・学生(大学院生含む):無料(注:当日までに会費を支払っている方)
・一般:2,000円
※ランチセッションではおやつの差し入れを歓迎します。 その場合は、一人1,000円を目途に!

9月23日の前夜祭参加者

・前夜祭:3,000円(先着50名様、学会員も同額)

学会員ご入会案内

日本ソーシャル・イノベーション学会のHPからお申込みください。
9月24日(日)年次大会会場の受付でお申込み可能です。

◆問い合わせ先

日本ソーシャル・イノベーション学会
第 5 回(2023)年次大会実行委員会事務局

E-mail:jssitaikai@gmail.com