■□【第2回】「場づくりの危機にどう対処するのか」ーwithコロナ時代の新しい出会いの場、居場所づくりの在り方ー
◆日時:2020年7月26日(日)14:00~15:30
▸ファシリテータ:小辻寿規さん(立命館大学 准教授)
▸話題提供者:狭間明日実さん・他(バザールカフェ)
いま、私たちの社会は“コロナ禍”という事態に見舞われ、いたるところで「分断」が広がっています。そうした中で、特に人と人との結びつきやつながりが失われ、社会から孤立する人々の存在も顕在化してきました。
京都市の烏丸今出川で日頃から外国人、障害をもつ人、人をなかなか信じられない人、何らかの理由でその日の調子が良くない人等様々な人たちの居場所を提供してこられたバザールカフェ。今回は“コロナ禍”において食堂と喫茶は休業しながらも場を開き、対面し、居場所を守ってこられたバザールカフェの取り組みや成果を通して、一人一人に寄り添うということを一緒に考えてみたいと思います。
【バザールカフェとは?】
1998年、バザールカフェは日本基督教団京都教区とアーティスト、市民運動家、大学教員、宣教師、牧師などで構成されたバザールカフェプロジェクトとの共同プロジェクトとして始まりました。バザールカフェが目指すのは、セクシュアリティ、年齢、国籍など、異なった現実に生きている人々がありのままの姿で受け入れられ、それぞれの価値観が尊重され、社会の中で共に生きる存在であることを相互に理解し合う場の創出。カフェ運営や庭づくりを通して、滞日外国人や体力的な問題など、様々な事情で就労の機会を得にくい人たちに、働く場を提供すること。同時に社会で起こっている課題や、情報提供、活動団体間のネットワーク創りの場としても機能することです。
http://www.bazaarcafe.org/
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◎主催:日本ソーシャル・イノベーション学会大会実行委員会
◎共催:同志社大学人文科学研究所第5研究
◆参加費:無料
◆定員:30名程度
◆開催方法:オンラインにて開催
本セミナーは「zoom」という無料のオンライン会議システムを利用して行います。 ご自宅やオフィスから受講可能です。(事前にアプリのダウンロードが必要となります。)
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