お知らせ

【日本ソーシャル・イノベーション学会編集委員会・連続ワークショップ】

2021.09.10

当学会では、学術誌「ソーシャル・イノベーション研究」(略称:JSIR)の編集・発行に取り組んでいます。
2020年度に理事を中心とした執筆陣により創刊号を発行し、2021年度以降は広く会員の方々からの投稿により、日本におけるソーシャル・イノベーション研究の実践と研究の地平が拓かれることを期待しています。

このたび、新たな編集委員会の体制のもと、学術論文の投稿にご関心のある会員の方を対象に「論文執筆ことはじめワークショップ」を連続して実施させていただくことといたしました。
原著論文、研究ノート、活動報告、書評など、査読付の学術誌への投稿にあたってのカテゴリーの違いを理解いただきつつ、今後の論文執筆・投稿に向けての準備の機会としていただければと願っています。

第1回目は、どのようにしてリサーチ・クエスチョンを掘り下げ、研究を通じて見出した知見を言葉にしていくのか、以下の論文(活動報告)をもとに紐解きます。広い意味でこれまでとこれからのご自身の研究デザインの機会となれば幸いです。

山口 洋典(2008)「研究フィールド×理論」が紡ぎだすもの : 「脱 ボランティア日記」化のためのフィールドレポート. 同志社政策科学研究10(2): 205-207。

■ 同志社大学学術リポジトリURL(別のページに移動します)

なお、この連続ワークショップは、広島修道大学の西村仁志先生のご理解・ご協力をいただき、2021年度の年次大会と連動して展開して参ります。

第2回のワークショップでは、10月に開催予定の年次大会のエクスカーションと関連づけ、現場メモ・フィールドノーツをエスノグラフィーとして論文にする、という実践的な課題に取り組む予定です。

ワークショップは参加は無料・入退室自由ですが、以下のURLから事前登録をいただき、前掲の論文をお読みの上でご参加いただきますようお願い申しあげます。

日時:2021年9月18日(土)13:30〜15:00(終了後、16時までを目処として個別相談を受け付ける予定です)
対象:日本ソーシャル・イノベーション学会会員、「ソーシャル・イノベーション研究」に投稿をお考えの方
内容:前掲の論文(山口, 2008)を読んでの感想交流・意見交換と、「ソーシャル・イノベーション研究」編集委員による学術論文の投稿へのポイントの解説。
参加方法:以下のURLから事前登録をお願いします。(参加情報に加えて、事前質問・コメント受付用のメールアドレスが送信されます。)

■ 事前登録URL(別のページに移動します)

<その他>
(1)当日のレコーディング、またアーカイブ配信等は行いません。
(2)Zoomの参加者名はご自由に設定いただいて差し支えありません(実名でなくても構いません)し、ご発言をいただかない「聞くだけ参加」なども歓迎です。
(3)ディスカッションの内容は、発言者の所属・名前等について慎重に取り扱いつつ、「ソーシャル・イノベーション研究」などにおいて編集委員会の活動記録として紹介する予定です。
(4)「ソーシャル・イノベーション研究」の投稿は日本ソーシャル・イノベーション学会の会員である必要があります。