お知らせ

【10/8】第2回:日本ソーシャル・イノベーション学会編集委員会・連続ワークショップ

2021.09.30

日本ソーシャル・イノベーション学会では、学会誌「ソーシャル・イノベーション研究」(略称:JSIR)の編集・発行に取り組んでいます。
2020年度に理事を中心とした執筆陣により創刊号を発行(オンライン)しました。

本誌の発行を通じ、日本におけるソーシャル・イノベーション研究の実践と研究の地平が拓かれることに貢献していきたいと願っております。
そこで、2021年度の第2号の発刊に向けて、広く会員の方々から投稿をいただけるよう、「論文執筆ことはじめワークショップ」第1回を9月18日(土)に開催したところです。

第1回目(9/18)は、原著論文、研究ノート、活動報告、書評など、査読付の学術誌への多様な投稿スタイルの紹介をはじめ、どのようにしてリサーチ・クエスチョンを掘り下げ、研究を通じて見出した知見を言葉にしていくのか、編集委員長(山口理事)がナビゲートしました。
冒頭では論文執筆に関するアンケートを取り、また途中グループに分かれて共同で文章を作成する体験なども行いました。

参加者は21名(参加登録26名)でした。
そのうち冒頭で行ったアンケートに回答された17名の横顔は、博士課程在籍中4人(前期課程1人、後期課程在籍中3人)、博士課程修了者7人(前期3人、後期4人)などが多く、現在論文を書かなければならない人のみならず、修了したけれど、再度論文(文章)を書いてみたいという方が多いことがわかりました。

また、終了後のアンケート(15名回答)では、満足度は「期待以上」73%、「期待どおり」27%と高い評価をいただきました。
一方で、お困りごとに関しては「悩みは解消した」は20%にとどまり、「新たな悩みが生まれた」が73%と、2回目の開催が強く期待されるご意見でした。

そこで、9月20日に大会担当の西村理事より10月16~17日に開催予定の年次大会のエクスカーションの変更案が周知されたことを受け、10月8日(金)に第2回を開催することといたしました。
現場メモ・フィールドノーツをエスノグラフィーとして論文にする、という実践的な課題に取り組む予定ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

なお、上記のURLでの案内のとおり、エクスカーションがオンライン開催となったことを踏まえ、エクスカーションを前後してワークショップ参加者向けの個別相談会を実施させていただく予定です。
具体的には、お一人30分程度で、10月16日・17日の午前・夕方、30日・31日の午前・夕方・夜のうち、いくつかのお時間を提供させていただく予定です。

編集委員会:山口、大和田、阿部

=============== 記 ===============

日時:2021年10月8日(金)19:00〜20:30(21:00まで感想交流)
対象:日本ソーシャル・イノベーション学会会員、「ソーシャル・イノベーション研究」に投稿をお考えの方
内容:現場メモ・フィールドノーツをエスノグラフィーとして論文にする方法
参加費:無料

<その他>
(1)当日のレコーディング、またアーカイブ配信等は行いません。
(2)Zoomの参加者名はご自由に設定いただいて差し支えありません(実名でなくても構いません)し、ご発言をいただかない「聞くだけ参加」なども歓迎です。
(3)ディスカッションの内容は、発言者の所属・名前等について慎重に取り扱いつつ、「ソーシャル・イノベーション研究」などにおいて編集委員会の活動記録として紹介する予定です。
(4)「ソーシャル・イノベーション研究」の投稿は日本ソーシャル・イノベーション学会の会員である必要があります。

なお、本件に関するお問い合わせは日本SI学会理事山口(編集委員長)・大和田(編集副委員長)までお願いいたします。
日本ソーシャル・イノベーション学会 編集委員会: jsir@jassi.jp