お知らせ

第4回年次大会「分科会3:若者が語るソーシャル・イノベーション」

2022.09.12

分科会3:若者が語るソーシャル・イノベーション

人々の価値観や考え方、社会の制度や枠組みを変革しようとする「ソーシャル・イノベーション」は、本来社会を形作るすべての世代がその対象であり、また主体でもあります。つまり「ソーシャル・イノベーション」とは世代を超えて語り合い、問題意識を共有することによって実現していくものであるとも言えます。とりわけ本学会では、ユースイノベーターたちが語るソーシャル・イノベーションに未来創造の鍵があると考えて、”Gathering with Youth Innovators”を開催してきました。若者によって語られる認識/実践によって、従来とは異なる展開が導き出される可能性を今回の年次大会においても追究したいと思います。そこで本分科会では、若者が思い描き、実践しようとするソーシャル・イノベーションとはどういったものなのか、話題提供者の声にまず学ぶこととします。この際、若者の語りは他の世代とどういった差異性/共通性が見られるのかに関心を寄せたいと考えています。そのため、当日は個別事例の紹介と理解にとどまらず、ソーシャル・イノベーションを巡る議論に広がりをもたらせる対話を参加者の方々と共に深めていきたいと考えています。

●分科会3企画担当(五十音順)

川中大輔(龍谷大学)、滋野正道(龍谷大学)、島岡未来子(早稲田大学)、服部篤子(同志社大学)、服部真也斗(早稲田大学学生)、松本綾香(早稲田大学学生)、森雄二郎(聖泉大学)
 

●ゲスト:田中 康雅
株式会社パパゲーノ代表取締役 / 神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科 / 日本自殺予防学会広報委員 / 日本産業保健法学会

2018年慶應義塾環境情報学部卒業。保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(公衆衛生学専攻)修士2年。株式会社エムステージで産業医紹介事業の立ち上げ、株式会社iCAREで企業の健康管理SaaS「Carely」のカスタマーサクセス / 事業開発、株式会社エクサウィザーズで介護AIプロダクト「CareWiz トルト」のPMMを担当。2022年3月に株式会社パパゲーノを創業。

株式会社パパゲーノについて

●ゲスト:青柳 雄大
EU政府奨学生エラスムス•ムンドゥス修士プログラム2年イノベーションマネージメント専攻 / 埼玉県親善大使

21年早稲田大学卒業、卒業時稲魂賞受賞。20年「できること会議」立ち上げ。在日デンマーク王国大使館での勤務後、修士課程の一環としてポルトガル、アイルランド、ベルギーに移住。

https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2020/07/14/77132/

●企画チーム/ユースメンバー:服部 真也斗

早稲田大学創造理工学部経営システム工学科学部4年生。大野高裕研究室、専門はマーケティング・サイエンス。経営工学の知識や応用能力を競うIndustrial Engineering Scientific Competitionで世界Top10進出。イベントサークル「L@ST-M@TE」創設の経験を経て、アントレプレナーシップを養成することを目的とした学生団体「Beyond2020 NEXT PROJECT」の3代目幹事長に就任。

●企画チーム/ユースメンバー:松本 綾香

早稲田大学先進理工学部生命医科学科学部3年生。所属学科に設置されている学生団体「早稲田大学生命医科委員会」の委員長を務めている。アントレプレナーシップを養成することを目的とした学生団体「Beyond2020 NEXT PROJECT」の幹事メンバー(総務を担当)。同団体におけるプロジェクトの一つ「子ども未来国連会議」の学生リーダー。

●企画チーム:滋野 正道

Local Base Lab代表、​​龍谷大学非常勤講師・文学部教育開発支援員。サスティナブルな地域コミュニティをつくることを目指し、人と地域、組織の関係性から官民学の現場でコミュニティデザインに取り組む。2018年より龍谷大学文学部で人文学の学びを活かした新たな社会実践型教育プログラムの研究開発に取り組む。